ウィザードリィ5~娯楽と癒しの大殿堂~

 

 四階は大きく3つのエリアに分かれている。

 

 一階の中央で鍵をこじ開け、降りてきた先は盗賊のアジトだ。

 (この扉はレベルが15くらい必要)

 気前よくご馳走してやって、情報を聞き出しておこう。

 

 

 二階の戦士団や四階の盗賊団は、

 何人か存在して、誰が出てくるかはランダム。

 で、こいつらに限って重要なアイテムの在り処を知ってたりする。

 面倒でも何度も足を運び、ちゃんと全員の話を聞くのだ。

 

 

 四階へは大抵、始めはエレベーターで来ることになるだろう。

 『終わりなき回廊』というだけあって、すんげー長い一本道がある。

 

 この終点には怪しい池があって、

 妖しいお姉さんが待ち構えている。

 

 

 池に入るには2500ゴールド要求されます。

 NPCだったらSATSUGAIしてるところなんだけど…。

 

 つーか、うちのパーティーで『ぼうや』って誰?

 ふなっしーなのか?

 リラックマの中のひとなのか?

 

 とりあえずお金を払って、池の一番底までダイブ。

 もちろんゴムのアヒル様にしがみつく。

 

 なんかモンスターが出てきた気もするけど、

 出会い頭にティルトウェイトで爆散させてやった。

 池モンスターは影が薄いなあ…。

 

 これでドクロの鍵もゲット。

 用は済んだのでエレベーターで戻る。

 

 …と、誰もが思ってしまうところ。

 

 

 しかし実は、この池のすぐ近くに

 もうひとつ重要なアイテム『バッテリー』が隠されてるのだ!

 

 何の変哲もない小部屋で『探す』コマンドを実行すると、出てくる。

 つまりコマンドを実行しない限り、絶対に出てこない。

 

 外伝シリーズやエンパイアだと、

 怪しい場所でメンバーが『何かに気付いた』と反応してくれるんだけど。

 『5』にはその仕様がないんだもんなあ…。

 

 

 赤い星がさっきの池で、青い星がバッテリーね。

 この距離なのよ?

 普通は「このエリアにはドクロの鍵があった」で終わっちゃいそうでしょ?

 その盲点を突いた隠し場所ってわけだ。

 

 

 ヒントはこれだけ。

 さっきも言った通り、この盗賊は必ず出てくるとは限らないので、

 マップを埋めてるだけじゃ見逃すこともある。

 ルーンに出会う前に詰むとしたら、ここかもしれない。

 

 まあ私はスーファミ版で何回もプレイしてるので、

 バッテリーの場所へも直行したけど。

 

 しかしバッテリーだけで三階の多次元ナントカ装置とやらを起動しても、

 懐中時計を作ることはできない。

 これの作り方はNPCの泥棒スナッチが知ってる。

 

 スナッチに会うべく五階へ。

 

 

 この五階は一風変わったフロアで

 『マンフレッティの店』と呼ばれてる。

 

 マンフレッティという男が作ったアミューズメントパークなのだ。

 そんなものを、どうして地下迷宮の中に作ったかねえ…。

 

 

 フランケンシュタイン、バンパイア、

 ビューティー&ビースト(美女と野獣)などなど、

 出てくるモンスターは客の仮装という説もある。

 襲ってくる分には撃退するしかないよね。

 

 

 マンフレッティの店の入り口には門番がいる。

 通せんぼされるが、彼からチケットを購入し、渡せば済む。

 次からはチケットの『半券』で入れるぞ。

 

 戦って通ることもできる、が……すんげー強いので、自己責任で。

 

 それではマンフレッティの店が誇る

 エンターテインメントの数々を紹介しよう!

 

 まずは北にあるガラスの舞踏場。

 左右対称に広大な迷路が広がってて、

 一番奥には貴婦人たちの化粧室がある。

 

 

 お金を払わないと、警備員を呼び出されたりするぞ。

 そりゃ女子トイレに不審な集団が入ってきたら、通報するよなあ…。

 

 彼女『ら』はマンフレッティとともにお店を作ったらしい。

 そして今なおマンフレッティの帰りを待っている。

 

 そう…彼女『ら』だ。

 5人いるので、ちゃんと全員に話を聞こう。

 

 ちなみにガラスの舞踏場を通らなくても、

 シークレットドアを見つければ、化粧室に直行できます。

 

 

 また、お姉ちゃんたちとは道端で遭遇することもある。

 長々とガラスの舞踏場を通る必要は…ないのだ。

 

 お次はプレイハウス・ミステリーシアター。

 

 

 はい、次~。

 

 狂乱の部屋ではダンスを強制される。

 これのせいで端の部屋に入れない…と思いきや、

 実はシークレットドアが隠れてたりする。

 

 その奥にいるのが泥棒のスナッチ。

 泥棒だけあって、こっちのアイテムを盗もうとしてくるぞ。

 こいつの話が懐中時計の作り方のヒントになってる。

 

 

 話だけ聞いたら、SATSUGAIしておく。

 こっちのアイテムを盗もうとするやつは、たとえ未遂でも許さん。

 

 そういや昔、スーファミ版の『5』を友達に貸したのよ。

 そしたらNPCが全員、死体で帰ってきたなあ…。

 「やってやったぜ!」って顔してた。

 

 ウルティマの主人公は聖人として目覚めたのに、

 ウィザードリィの冒険者どもは…鬼畜か。

 

 あとどーでもいいけど、

 メッセージウインドウで顔が見切れるのは、

 この迷宮ではトレンドなんだろうか。

 

 

 そんなこんなでバッテリーを抱え、三階の多次元ナントカ装置のもとへ。

 どういった装置なのかよくわからないが、

 これで懐中時計を作ることができる。

 

 

 そのつもりが大失敗!

 間違えただけで灰化って、エゲつないなあ…。

 ここは素直にリセットしてやりなおす。

 

 しかし何度やってもフライにされる。

 

 えーと…ガラスはケイ素でしょ?

 順番が違ってるようだけど、

 スナッチの話もざっくばらんとしててワカランぞ?

 

 が、上から順番に素材を選んだら、簡単にできあがった。

 意味がわからん……どういうことだってばよ?

 

 

 おっと、ついでに五階の名所をもうひとつ。

 

 六階から上がってくる西のエリアには、奇跡の泉がある。

 この泉では、なんと死亡や灰化、

 さらにはロストからも復活できるのだ!

 

 死んでるキャラでも仲間に沈めてもらえるので、大丈夫だぞ。

 最終決戦は長丁場となるので、もしもの時は活用しよう。

 

 次回は賢者ルーンに会うぞー。