ウィザードリィ5~ティルトウェイトは基礎教養~

 

 前回のあらすじ。

 攻略する前に最強の呪文を憶えてやることにした。

 

 ウィザードリィの序盤は魔法使いがマハリトを習得するとこから。

 

 序盤のうちは『毒』が脅威となるのも、いつものことだね。 

 解毒のラツモフィスは僧L4なので、

 早くとも僧侶がレベル7にならないと憶えられない。

 

 しかし僧L4はマポーフィック(街に帰るまで全員のACがー2)や

 ディアル(10ポイント近くHPを回復)があるので、

 ラツモフィスと競合しがち。

 

 毒消しを用意したい…が、

 荷物の空きが少ないんだよね、『5』は。

 

 

 二階からは毒・麻痺を使うモンスターが、

 三階からは呪文攻撃をしてくるモンスターが出てくる。

 

 攻撃呪文はブロッサムだけが頼り。

 魔法使いはやっぱ2人いたほうが楽だなあ…早く使い手を増やしたいよ。

 

 

 なお『ニューエイジオブリルガミン』では、

 正体不明のモンスターは青白いシルエットで表示される。

 なんとなく『かまいたちの夜』っぽいね。

 

   こんや 12じ だれかが しぬ

 

 四階はエレベーターからエネミーポイントまでが遠いので、

 レベルアップには向かない。

 

 

 なので、三階の次は五階で戦うことになるが…。

 さすがに五階となると、ヤバいモンスターも多くなってくる。

 リッチ(ラダルト&ドレイン)とか戦いたくねえ。

 

 五階と六階は大差ない気がする。

 けど、エレベーターは五階までで、

 五階~六階を行き来するには結構な距離を歩くことになる。

 

 早いとこふなっしーのレベルを上げて、

 一階→六階のショートカットを開通させないとね。

 

 

 一階のコンベアの終点には落とし穴があるでしょ?

 それをリトフェイトで飛び越えると、鍵の掛かった扉がある。

 盗賊がこじ開けるやつだ。

 

 ここが開通すれば、六階へ直行できる。

 それまでは…エレベーター経由で遠まわりするしかない。

 

 

 しかし面倒でも六階で稼ぐ価値はある。

 経験値が多いのはもちろん、炎の剣などの武具も手に入る。

 

 『5』はモンスターごとに落とすアイテムがほぼ決まってるので、

 同じモンスターと戦い続けても、

 アイテム収集にはならないんだけどね。 

 

 

 戦いたくないのはリッチのほか、このアーマーイーターだ。

 攻撃力自体は大したことないけど、

 こいつの攻撃は鎧を噛み砕くことがある。

 たとえ金色の鎧であっても、鉄クズになるのよ…。

 

 司教のイーニアではキツいので、

 先に僧侶のキティーを育てることに。

(最初、間違えてイーニアを魔法使いで作っちゃってさあ)

 

 

 キュアブロッサムは魔法使いの呪文を

 L7まで習得したので、とっととロードに転職させる。

 『5』は経験値が多いから、

 成長の遅さもそんなに気にならないかと。

 

 リラックマは僧侶から魔法使いへ。

 

 これでキュアブロッサムとリラックマは

 いずれ僧&魔すべての呪文を修得できるわけ。

 あとは僧侶のキティーが侍に転職すれば、3人体勢にできるぞー。

 

 そんじゃーティルトウェイトをひっさげ、

 迷宮を攻略していくとしますか。

 

 さて『5』の前半はルーンという賢者に会うのが目的だ。

 こいつは四階の最深部に隠れており、

 そこまで辿り着くには、実に色々なキーアイテムが必要となる。

 

   青い蝋燭 ← 入手には宝石の杓が必要

   ドクロの鍵

   金の鍵

   懐中時計 ← 入手にはバッテリーと、ある情報が必要

 

 まずは三階で青い蝋燭を回収しないとね。

 

 

 宝石の杓は二階にあるが、幽霊に守られている。

 で、この幽霊を退散させるには特殊な霊薬が必要だ。

 んで、その作り方はアヒルが知ってる。

 

 …と、こんな感じで進む。

 

 NPCの会話が大きなウェイトを占めてるゲームなので、

 メモを取るなり、スクショを撮るなりしておこう。

 

 中には、ほかのNPCとの会話が

 フラグとなってる情報もある。

 

 そうそう、今回マロール(瞬間移動)はあまりアテにならないぞ。

 『5』の迷宮はマロール禁止のエリアが多いのよ。

 

 四階、五階、七階以降は全域がマロール不可。

 三階と六階、一階も一部のエリアはマロール不可となってる。

 

 特に『上下』に飛ぶのは危険だ。

 

 従来のウィザードリィはどのフロアも20×20の正方形だった。

 (外伝シリーズは16×16と、ひとまわり小さい)

 

 しかし『5』はフロアごとに形が違っているのだ。

 

 

 例えば四階は東西に細長い構造で、

 三階・五階よりも東へ大きく突き出している。

 

 なので、四階の東で上下に飛ぶと、

 エリア外=石の中に飛び込んでしまうわけ。

 エリア内でも石のブロックだらけだし。

 

 さらにマロールで帰る際も注意が必要だ。

 『地上一階』に飛ぶと…。

 

 

 こうなる。

 「泳ぎはうまくなったかい?」じゃねーよ…。

 運の悪いやつは溺死し、カント寺院へぶち込まれます。

 

 

 さてさて、アヒルの情報から一通りの手順を踏んで、宝石の杓を入手。

 それを三階のカマ・カジ寺院へ持っていくと、

 ハインマイティというオッサンに通せんぼされる。

 

 

 こいつは会話の最中にこっちのアイテムを盗もうとする輩だ。

 

 この後ろにある扉は、宝石の杓を使わないと開かない。

 ハインマイティは「宝石の杓を持ってこい」と要求してくる。

 

 ところが…宝石の杓を渡しても、

 こいつは受け取るだけ受け取って、通せんぼを続けるのだ!

 ここで渡すと、また宝石の杓を取ってくる羽目になる。

 

 これじゃあ、いつまで経っても通れない!

 マロールで向こう側にワープすることもできない。

 

 …どうする?

 どうすれば、ここを通過できる?

 

 答えは簡単だよ。

 NPCと出会った際の選択肢に、あるでしょ?

 

 

   → たたかう

 

 あわれ、オトモはティルトウェイト一発で吹っ飛び、

 ハインマイティも殺されましたとさ。 

 (つーかこれ、デーモンドッグは浮いてね?)

 

 血の気の多い冒険者にこんな真似したらどーなるか、

 わかるでしょーに…ねえ?

 うん、100%こいつが悪い。

 

 

 ハインマイティの死体は街の寺院に転がってるので、

 話を聞き逃したーって場合は、生き返らせてあげてね。

 

 

 ついでに奥にいる風の王デジンも軽くSATSUGAIしてやった。

 三階のボスなんてティルトウェイトで楽勝だよ。

 

 こいつはNPCではなく通常のモンスター扱いなので、

 会話や取引はできない。

 まあハインマイティの上司っぽいんで、部下もろとも処刑でいいか。

 

 こうして風の王デジンから青い蝋燭をゲット!

 

 続いて、2つの鍵を取りに行く。

 これはどっちも『池』の底に沈んでてね。

 

 『5』ではキャラごとに水泳スキルってのがあって…そゆこと。

 スキルレベルより深いところに潜ると、溺死するのだ。

 

 水泳スキルを上げるには、少しずつ慣らしていくしかない。

 

 

 しかし泳いでる最中は水泳レベルを確認できないため、

 割かし事故も起こる。

 

 また、安全に泳げる『池』は少ない。

 大抵は毒や麻痺をもらったり、ロクなことにならないわけで。

 

 ぶっちゃけ、このシステムは面倒くさい。

 …ところが、実はまったく別の方法があるのよ、これ。

 

 

 三階をうろついてるマッドストンパーから、

 ゴムのアヒルを買うでしょ?

 これを装備しておけば、絶対に溺れないのだ!

(泳いだ場所による状態異常の『死』は回避できないけど)

 

 水泳システムよ、さらば!

 

 ゴムのアヒルにしがみついて、楽々と金の鍵を回収。

 ついでにふなっしーの水泳レベルも上がった。

 

 ゴムのアヒルは有用なアイテムなので、

 スペアも買っておくといいぞ。

 

 

 ついでにマッドストンパーさんもご紹介。

 

 こいつは素敵な王子様だったが、

 モテすぎて妬まれたか、弟王子に嵌められたかで、

 呪いを掛けられ、こんな姿にされてしまった。

 

 呪いを掛けたのは六階にいるイビルアイズ。

 世間は狭いなあ。

 

 さらにイビルアイズは彼に『足の裏がメチャ痒くなる』魔法を掛けた。

 そのせいでマッドストンパーは足踏みを止められないのだ。

 

 こういう「呪いでどうこう」ってお話は、

 『ウィザードリィ6』でメインとなってくる。

 マッドストンパーのエピソードはその原型だったのかも。

 

 …それはさておき、こいつの本名はなんて言うんだろ?

 『狂った地団駄野郎』ってのは、通り名とかリングネームの類でしょ?

 

 あとは懐中時計だ。

 

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コメント: 1
  • #1

    死神 (水曜日, 10 4月 2024 19:01)

    ありがとう。
    ゴムのアヒルは目から鱗だった。
    早速鞭おんなのところに出向くとしよう。