ウィザードリィ3~伝説コンプリート~

 

確率でいったら、奇襲は5%として。

ブレス持ちはほぼブレスを吐いてくるから、これは90%かな。

で、ティルトウェイトは30%として……。

 

この結末は2%くらいだろうか?

まさか最悪のパターンが現実のものになるとは。

 

幸いにして、伝説の鎧と伝説の盾、マスターキーは酒場にある。

エロイカ、コンバット越前、タキシード仮面は健在だ。

 

ボスルートはショートカットも兼ねてるから、

全滅ポイントまでアラハムキたち(死体)を回収に行くことは難しくない。

 

だが、盗・魔・魔だけで歩きまわるのは危険すぎる。

ゾンビの奇襲→全員マヒなんていう

冗談みたいなことも起こるのが、このゲームだ。

 

救出隊として、追加でメンバーを作成する。

 

 

 戦士花山薫:まだやるかい? まだやるとも!

 戦士典イ:許昌学院の中等部。漢字はめんどくさいんで、これで勘弁。

 僧侶アミバ:トキを救いに行く偽者。

 

前衛の武器は再び『つるぎ』に…。

マーフィーズゴーストには勝てないので、魔法使いで地道に稼ぐ。

 

そしてレベルを7まであげ、救出へ。

道中のマジックソードはラダルト二発で沈める。

 

 

手前のマスで無事に回収できてよかった…。

これ、ボスが扉の向こうだったら、回収できなかったよね?

第2パーティーでマジックヘルメットに挑むとか、考えたくないよ。

 

 

その後、第1パーティーでマジックヘルメットにリベンジ。

マジックヘルメットは僧L7のマリクトを唱えてきたが、

ティルトウェイトに比べれば軽い、軽い。

伝説の兜を入手した!

 

この兜はマダルトの効果があるので、エロイカにでも持たせておく。

戦闘中は暇だったエロイカも、これでマダルトを連発できるぞ。

 

にしても、全滅したおかげで大所帯になったなあ…。

総勢12名の冒険者たちですよ。

 

そして五階へ。

次のボスに備えて、アイテム収集とレベルアップに励む。

帰る時は四階の送還ポイントからね。

 

ただ、この階には注意すべきことがある。

マップの四分の一くらいが『石のブロック』なのだ。

宝箱のテレポーターに引っ掛かって、石の中に飛び込むと全滅する。

 

ファミコン版は死体が街に返されるから、まだいいけど。

プレステ版とかだと全員ロストなんだぜー。

 

なので、宝箱は必ずカルフォでも確認する(正解率は95%)。

テレポーターの罠には触らず、さっさと諦める。

 

石つぶてか~と思ったらテレポーターで、

石の中に飛んで全滅…なんていう

冗談みたいなことが本当に起こるのが、このゲームなのだ。

 

五階はヤバいモンスターも出現する。

 

 

ジャイアントゾンビの奇襲によって、またしてもこんな有様に。

前に『全滅の半分くらいは奇襲のせい』って言った通りでしょ? ハハハ…。

 

 

とりあえずサキュバスさんも載せておきますので。

 

エアージャイアントにはまだまだ勝てそうにないなあ。

呪文抵抗100%で、殴られると90とか食らうんだもん。

(つーか、なんで越前ピンチなの?)

 

 

とうとうグレーターデーモンまで出てきやがった。

こいつが出てくると、ウィザードリィも終盤だなーって気になる。

 

でも経験値は美味しい。

エルミナージュと同じく『養殖』もできるぞ。

 

おかげでマジックユーザーは次々とレベル13に達し、

すべての呪文を習得してくれた。

 

それにしてもタキシード仮面がよく死ぬ。

HPが60程度ではやはり厳しくなってきた。

 

戦士は5人もいることだし…。

思いきってバンコラン(エルフ)を魔法使いに転職させる。

これでHP100超の魔法使いが誕生した。

 

代わりに花山薫を起用し、前列の穴を埋める。

戦士は成長が早いしね。

 

コンバット越前はまだ『善』のまま。

編成のたびに面倒くさいんだけど、このタイミングではメリットとなった。

 

そう! ロードに転職できるのだ!

せっかくだから、オレはこの職業を選ぶぜ!

 

 

さらに僧侶トキも転職させるか…と訓練場を覗いてみたら、

なんと候補に『にんじゃ』の文字が。

一撃必殺…その名を北斗神拳!

 

まあ、このコンバット越前やトキを実戦投入する前に、

エンディングを見てる気もするけどね。

 

引き続き五階で稼いでたら、

面白いアイテムを拾ってしまった。

 

 

力のコイン!

こいつはロード・侍・忍者のどれかにランダムで転職できるというアイテム。

能力値が足りなくても、性格が合ってなくても大丈夫。

しかもレベルや能力値、さらには呪文の使用回数を継承できるのだ。

 

余裕があったら、これで遊んでみようかな。

 

さて…総勢12名の中から、

五階のボス・マジックガントレットと戦うメンバーを厳選する。

(こーいうふうに作戦練るのも楽しいんだよね)

 

マジックガントレットはHPが120程度で、

兜と同じくティルトウェイトをぶっ放してくる。

 

問題はこいつが『2体で出現』ってこと。

最悪、1ターンのうちにティルトウェイトが二発も飛んでくる。

 

ここで重要なのが『並び順』だ。

 

1グループ2体の敵に対して、

前衛は一番手と三番手が1体目を、

二番手が2体目を攻撃する仕様となっている。

 

二番手はひとりで一体を担当するため、普段はここに強いやつを置くわけ。

 

しかし孫策が単独&一撃で120のHPを削るのは厳しい。

アラハムキと花山薫のほうも難しいだろう。

 

 

そこで、並び順をこのように変えておく。

これでアラハムキと孫策が1体目を集中攻撃できるのだ。

 

後衛には僧侶を2人置く。

マジックガントレットと戦うには、

マロールで飛び込むしかないので、高レベルの魔法使いも外せない。

(バンコランはまだ憶えてない)

タキシード仮面はまた死ぬのかなあ…。

 

しかしマジックヘルメット戦が散々だっただけに、嫌な予感がしてならない。

ティルトウェイト×2を引いちゃう気がするんだよなー。

 

タキシード仮面はレベル14か…よし!

あの呪文を使おう!

でも失敗した時のために、準備は万全に仕上げておく。

 

 

マジックガントレットはこの扉のふたつ向こうね。

テレポートで戻されるから、マロールで強引に飛ぶっていう。

(引継ぎ前提のオリジナル版では、これが一階にある)

 

覚悟を決め、マジックガントレットに挑む。

だが…。

 

 

なんと今度はこちらの先制攻撃!

ボスであろうと、敵も味方も条件は同じなのだ。

(だから一撃必殺も効く)

 

このターンのうちにアラハムキと孫策で片方を仕留める。

さらに次のターン、もう片方に孫策のクリーンヒットが決まった。

 

マジックヘルメット戦では奇襲ブレスで全滅したのに、

最強のボスをこうも呆気なく倒せるなんて…。

このゲームは何が起こるかわからない。

 

あ、奥の手のハマンを使うこともなかったね。

 

 

こうして伝説グッズが揃った。